霧のサンクチュアリ 東北

 私は今も家庭連合に所属しています。サンクチュアリは家庭連合を脱会させるのが目的ではありません。神様の懐に帰って欲しい、ただそれだけです。幼子の心情に返って、亨進様のメッセージを心の耳で聞いて頂き、後はご自身の意思で判断して下さい。このステージは、宗派を問わず、率直に自由に発言できる、東北版「そこまで言って委員会」を目指します。「求めよ、さらば与えられん。尋ねよ、さらば見出さん。門を叩け、さらば開かれん。」アクセスされた方の個人情報は、決して公開致しません。

武士の子孫として、謹んで家庭連合の責任者の皆様に申し上げます。「直ちに下野するか、腹を切って謝罪して下さい。」

 責任者の皆様はよくご存知だと思います。家庭連合が今、お父様の願いに反して、サタンの謀略に染められ、お父様の勝利権までも破壊している事を。純粋な食口達が、身を削りながら捧げている献金が、お母様の側近や日本にいる韓国の幹部達に、私利私欲物欲によって不正蓄財されている事を。この期に及んで知らないとは言わせません。


 皆様方は、私達や大切な霊の子を食いモノにしています。私達は今まで、度重なる緊急摂理の為に、貯金を崩し、家と土地を売り、子供の教育資金まで解約して、生活費を極限まで削って捧げてきました。勿論、お父様が進める摂理の為だと思って捧げてきたので、後悔などしておりません。しかしながら、現在行われている伝道、信仰指導は極めて犯罪行為に近いものもあり、救いが目的ではなく、お金目的の活動へと変貌して行きました。お父様の為にと思ってやって来た事が、いつの間にかお父様の首を絞めるような活動になっていました。韓国の教会や清平で起きている訴訟、側近達が起こした不正蓄財は、韓国では知らない食口はいませんし、日本の食口もその多くが気付き始めています。もしあなた方が知らないと言うのなら、極度に能力の欠けた責任者と言わざるを得ません。それとも、自己保身のために、見て見ないふりをしているのでしょうか。
 
 かつて国進様が、教会内の不正経理を鋭く見抜かれ、韓国だけでなく日本の教会内部も詳細に監査され、不自然なお金の流れや多くの不正を追求していかれた事は、皆様方はご存知だと思います。多大な献金目標に苦しむ日本食口のために、赤字会社、不必要な会社を摘発され、韓国の幹部達と裏取引されていた資金ルートも見事に解明し遮断されました。また亨進様は、韓国教会が日本の献金に頼らず、韓国食口の力で自立できるように、21,000拝の敬礼、一日4度の礼拝を挙行され、韓国教会は愛と神霊に満たされ、見事にリバイバルしていきました。日本教会も国進様、亨進様に何度もご来日頂き、数多くの教会を訪問され、愛と神霊に満たされた暖かいみ言を賜りました。特に精誠を尽くしてきた兄弟姉妹の家庭を一軒一軒訪問され、暖かく慰労されました。我々一般食口にも、早朝の瞑想と訓読祈祷会、健康体操、清掃奉仕を各地で行われ、休息もホテルの宿泊は断られ、礼拝堂や祈祷室で寝袋で休まれるという、まさしくアベルの子女として、完璧なまでに信仰の見本を見せられました。我が東北エリアにおいても、かの大震災で多くの食口が犠牲になる中で、亨進様は全世界の食口に呼びかけ、被災者を救おうと先頭に立って支援活動の指揮をされる姿を目の当たりにしました。私達はこの方こそ、アボジの後を継がれる、否、後を継いで頂きたいお方だと、心から願いました。日本のマスコミでも、統一教会に対して批判的な偏った報道しか流さなかったのに、この頃初めて偏向の少ない形で合同結婚式が報道され、非常に驚いた記憶が今でも鮮明に残っています。
 
 不正経理の本丸だと言われた清平修練苑とお母様の側近幹部に、国進様がいよいよ監査のメスを入れられると噂で聞いた頃から、国進様と亨進様の話題が、教会内で全く聞かれなくなりました。教会の責任者に聞いても、「何も知らない」としか返答が返らず、私達は狐につままれたような感じでした。数ヶ月してからの返答は、「アメリカの教会の再建をしておられる」という答えで、詳しい事は何も解らなくなりました。ビデオニュースでも、その頃から全く放送されなくなり、私達の前から完全にお姿を隠されました。
 
 家庭連合の不正問題が表面化し、韓国では経理問題がマスコミでも報道されるようになり、日本でも朝日新聞の慰安婦捏造問題、セウォル号沈没、反韓感情の悪化などがマスコミを賑わすようになりました。そんな中2015111日、亨進様がなんとアメリカの片田舎で、沈黙を破ってお母様の側近の不正を堂々と暴露されました。私達は驚き、また歓喜し、亨進様と国進様の復活を、両手を挙げて喜びました。4/17の祝福式、8/30のお父様ご聖和3周年式典、そして12/6210代祝福式と、三代王権の基盤は確実に広がって行きました。しかし、同時にサンクチュアリ教会を出られて、荒野に向かわれる亨進様は、極寒の中でも粗末な衣を身に纏い、枝木を擦って火をおこされ、薪を炊いて暖をとり、野草を炊いて皆と食事をされていました。天正宮でのお姿や三代王権の戴冠式と対比すると、あまりにも極端な身の変わりように、私達は驚愕し、同時に涙を抑える事が出来ませんでした。これが人類2000年待ち続けてきた、メシア家庭をお迎えする我々の基台だったのかと考えると、私達全ての不信仰の結実が、現実目の前におられる亨進様のお姿でした。メシアを迎える基台が崩れ、悲惨な40年荒野路程を通してしか勝利する術のなかったお父様、しかし今度は、なんとメシア家庭の懐から崩れ落ち、再び荒野から再出発しなければならない、真のご子女様のご家庭。
 
 私達はなんと罪深い事か。私達は取り返しのつかない罪を行ってしまいました。氏族に対して、国民に対して、世界に対して、そして私達の先祖に対して、とんでもない罪を犯してしまいました。主君を守るために敵の刃の前でも、命を捨てて戦った私達のご先祖様、先の大東亜戦争でも、青春を捨てて死んでいった父や祖父、もし、メシアを迎える今の時代に生きていて、こんな不信仰な我々を見て、どんなに悔しく恥ずかしく、歯痒い事だろう。武士であった先祖ならば、間違いなく「腹を切れ」と言われただろう。
 
 歴史的な過ちを再び犯して彷徨っている私達を、もう一度呼び戻し赦して、お父様の元に帰る祝福式、そして210代の先祖にも救いの道を開いて下さったご子女様。心から心から、心から感謝申し上げます。私達はもう一度立ち上がり、神様の子女達を探し出し、サタンの呪縛を解いて、共に神様のみ元に帰って行くことを、どうぞお許し下さい。

1800双の先輩食口(家庭連合)曰く、「家庭連合はここ1年で内部崩壊して、自滅するだろう」

 新年明けてすぐ、1800双の先輩食口(家庭連合)とお話しする機会に恵まれた。その方は信仰歴45年、生涯を天に忠誠し尽くして来られた、私の最も尊敬する先輩食口である。私がサンクチュアリに所属している事はご存知の上で、それでも相変わらずに親交を結んできました。家庭連合の話になった時に、先輩の方から「家庭連合は今年一杯はもたない。内部崩壊して、自滅していくだろう。」と、衝撃的な事を言われた。


 「どうしてですか?」と尋ねたら、去る12月24日、お母様中心に行われた所謂クリスマス晩餐会で、独り娘としてのメシア宣言を直接聞かれた777、1800家庭の多くが、「これではついていけない」と漏らしていたという。今、家庭連合の日本の幹部達は、お母様や側近達が間違った方向に行っているのは気付いているが、しかし悲しいかな、それを否定すると、即家庭連合から給料がでなくなり、家族皆な路頭に迷う事になってしまうので、生きていくためには、自分を説得して生活しているのだという。今尚忠誠を尽くしてついてくる食口達の、永遠の生命の事を考えている幹部など、会長を初めほとんどいない、と言うのである。「悲しいかな家庭連合に神様はいない、一気に滅びでいくだろう」と呟くように言われた。


 新年は他に、霊の子にも会いに行きました。出会ったのは32年前、最愛の息子を病気で亡くされ、共に息子の後を追って死のうかと、悲しみのどん底にいる時に、神に導かれて出会ったご夫婦です。亡くした息子と先祖を救うために全財産を捧げて、夫婦で共にみ旨を歩んでこられた信仰深い既成家庭です。しかしながらこの老夫婦は、純粋に絶対的にご父母様を信じておられ、家庭連合でのサンクチュアリの説明も受けていたので、「お母様を否定する所には行けません」と涙ながらに言われ、霊の親である私も共に泣いてしまい、それ以上何も言うことは出来ませんでした。


 サタンは愛する教会を騙し、愛する兄弟姉妹を奪い、愛する霊の子を奪い、更には愛する家族まで奪おうとしています。私達は今、この現実を直視しなければなりません。人類を6000年以上騙し続け、メシアを十字架にかけてきた、知恵の王サタンです。個人の力では、サタンに勝てる人など何処にもいません。私達自身が神様の元に帰り三代王権に帰って、その勝利権を相続していくしか、サタンに勝利する道はありません。私達はもう一度生まれ変わって、幼な児のようになって、そこから再出発して、共に神様の元に帰っていきましょう。

息子が「統一教会では世界は変えられないよ」と言って、学生部長を辞めてしまいました。

 「お父さん、統一教会では世界は変えられないよ」。これは息子が高校三年の、学生部長をやめる時の最後の言葉です。それ以来、息子は教会に行かなくなりました。中学2年の時学生部に入った息子は、話し合える友達ができたと、喜んで通っていました。小学の時から人間関係に悩んでいた息子は、教会生活に居心地良さを感じていたらしく、夏休みには進んで修練会に参加していました。そんな息子の言葉だけに、私達夫婦の落胆は大きかった。今は大学3年生になり、表面上は仲良くしていますが、親子の間に、教会についての話ができない、大きな壁が立ちふさがっています。私達は、落ち込むだけでなく、何度も悔い改めました。夫婦が子供の前で、借金の事で何度も喧嘩をした事。学生部長時代、幼いながらも教会内部の現実を見てきた事。教会と社会の乖離を垣間見た事。etc


 祝福家庭と言いながら、理想家庭に見えない我が家の現実。神の摂理と言いながら、犯罪行為に近い伝道活動。世界摂理と言いながら、何をどのようにして世界復帰をするのか、説明がつかない献金摂理。純粋な息子の眼に映ったものは、神様の愛の世界とは程遠い、反社会的な宗教活動ではなかったのではないだろうか。何につまづいたのか、本音を言ってくれない息子の姿に、尚更私達の苦悩は今も続いています。親として、祝福家庭とて、教会員として、私達は子供達に誤った教育をしていたのではないだろうか。


 はじめて亨進様とお会いしたのは、清平修練会の合間に訪れた、本部教会の礼拝でした。御夫婦一緒に演壇に立たれ、最初は特別に日本食口に感謝のみ言を賜り、神様の愛の世界を御夫婦それぞれ笑顔一杯に語られ、礼拝堂が神の愛に満たされる、なんと麗しい、いや言葉では表現できない真の愛の世界を体験し、これが神の愛の理想家庭なんだと、涙が止めどもなく流れてきました。私が統一教会に求めていたものは、これだったんだと、私と私の背後の霊界が受け入れた一瞬でした。このような礼拝であれば、このような教会であれば、このような祝福家庭であれば、万民が受け入れる教会になるだろうと確信しました。しかし、日本に帰国してからの生活は、解決すべき諸問題が次々と襲い掛かり、夫婦、親子、教会、社会との間の歪みが生じてきて、元の木阿弥と化しました。


 お父様聖和3周年式典後に、お父様のご意志を受け継いで、二代王亨進様、三代王信俊様を立てられました。ヨナ様、他のご子女様が三代王に敬礼された時、私達の救いはここにあると実感しました。亨進様とご子女様に全身全霊で相対されるヨナ様、信俊様を三代王として敬拝しながらも、毎朝5時のご家庭での訓読会、格闘技を中心とした武道教育、過酷な自然の中で生き抜いていくサバイバル教育を徹底しておられます。ご子女様が文具一つ買うにも、アルバイトをした貴重なお金で買わせられるという、一般食口の二世でも真似ることのできないような教育をしておられ、我々一般家庭にも「子女達に、決して物を買って上げないで下さい」と叱咤激励され、「日本の祝福家庭は子供を甘やかし過ぎる」とも、忠告されました。


 天の伝統を打ち立てていかれる二代王亨進様を拝見する度、私達の家庭の再建、教会、社会の再建は、今まさに真のご家庭によって示されており、天一国は私達の足元から再出発している事を実感させられる毎日です。