霧のサンクチュアリ 東北

 私は今も家庭連合に所属しています。サンクチュアリは家庭連合を脱会させるのが目的ではありません。神様の懐に帰って欲しい、ただそれだけです。幼子の心情に返って、亨進様のメッセージを心の耳で聞いて頂き、後はご自身の意思で判断して下さい。このステージは、宗派を問わず、率直に自由に発言できる、東北版「そこまで言って委員会」を目指します。「求めよ、さらば与えられん。尋ねよ、さらば見出さん。門を叩け、さらば開かれん。」アクセスされた方の個人情報は、決して公開致しません。

「負げねど!」東北魂、再び!

 忘れもしない、2011年3月11日。あと2ヶ月で、震災日からまる5年を迎えます。突然の大地震で家は崩壊し、ビルより高い津波は、愛する人達を一瞬に飲み尽くした。辛うじて生き残ることは出来たが、命以外は全てを失った。私の石巻の友人は、震災後婚約者と突然連絡が取れなくなり、3日3晩必死に探し続けたが見つからず、漸く彼女の愛車を見つけた時には、無残な姿で泥土に埋もれていたと、嗚咽しながら話してくれた。婚約者ばかりか、親族もまだ15名行方不明だという。未来に希望を抱けず、霊的にさ迷い歩く中、突然亨進様が訪ねて下さいました。砂漠のように枯れ果てた私の心を深く気遣われながら、暖かい神様の心情を語って下さるみ言に、少しづつ私の心は癒されました。罪多き我が身に、無限に赦して下さる真の愛を肌身で感じる事が出来ました。


 私達は立ち上がりました。真のご家庭がある限り、どんな困難をも乗り越えられると、勇気と希望を与えて頂きました。国進様も教会内の改革も次々と行い、不透明だった経済問題も少しづつ見通しがつくようになってきました。「強い日本」と題して語られた国進様のみ言は、罪深い日本民族を一言も非難されず、「世界救済のリーダーたれ」と、希望に満ちたメッセージを贈られ、更なる勇気を与えられました。しかしながら翌年、真のお父様が突然聖和され、私の最大のよりどころがなくなってしまいました。悲しみに打ちひしがれ、心の整理をつかない中、聖和一周年を迎える前に、もうひとつのよりどころであった亨進様、国進様までもが、私達の目の前から姿をお消しになりました。


 私達の最大の希望であった真のご子女様が、次々と表舞台からお姿を消して行かれる中で、深い違和感を感じるようになりました。責任者に聞いても「アメリカに行かれたようだ」としか答えられず、摂理から離れていかれたような説明を受けました。同時に教会内で多発する不祥事に、何かがおかしいと感じながらも、「閉ざされた空間」の中では、何一つ答えが返ってこない。「2020年ビジョン」を聞いても、摂理の行き着く先に希望が見えず、信仰の炎が消えかかっていたその時でした。


 ふと開いたネットの中で、慕わしい亨進様が力強く雄々しくメッセージを贈られていた。絶え間なく起こる教会内の不祥事、ご聖和後のご子女様の行方、教会内の支配体制等々、「閉ざされた空間」が存在する理由を、見事に説明されました。そして何より、神様の願わざる方向に暴走する教会の姿に、強烈な恐ろしさを気付かされました。体制批判は共産主義に繋がると自重していましたが、教会の体制自体が共産化されている現実を、私達は目の当たりにしてしまいました。なんと恐ろしい現実!6000年の知恵を持ったサタンが、メシアの懐に入っていたとは!しかしながら、そんなサタンの存在をただひとり知りながら、毒された幹部たちに屈することなく、荒野に追いやられてもなおお父様への忠誠を尽くされ、正々堂々とサタンの罪状を暴き、牙城を破壊していかれる姿は、真のお父様の勝利権を完全に相続された姿でした。そして何より、愛に満ちた真のご家庭を勝利されているお姿に、我々の目指した真の家庭、愛の理想郷の基が「ここにある」と実感させられました。


 私達は、この東北の地にて、天国の礎を築いて行かなければなりません。信仰も浅はかで、社会的な影響力もなく、人格も未完成な私達ですが、それでもなお私達に天の願いがかけられています。遠く果てしない道かもしれませんが、私達には三代王権という目標と道しるべが与えられました。一人では何も出来ませんが、二人いれば話し合うことができます。10人いれば協力し合うことができます。100人いれば、社会に発信できます。1000人いれば、地域を変えられます。世界を驚かせた東北魂で、理想世界に一歩づつ近づいて行きましょう!

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